マッターホルン登頂記( 2016年08月03日 ~ 17日 )

メンバー 会長 事務局長 MH KT ほか2名

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2016年の夏合宿(海外遠征)は、ツェルマットのウィクリー・アパートメント(写真中央の建物Haus Astral)をベースにして、参加者がトレッキングや登山を楽しみました。

 

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 1階の部屋で、広いテラスが付いていて、快適でした。

 

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 夏のツェルマットは、そこらじゅうに花が咲き乱れていて、素晴らしい街です。

 

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 私(KT)は、8月7日にツェルマットに到着。マッターホルン登頂にむけて、ガイドとヘルンリ小屋の手配のため、アルパインセンターに直行しました。

 

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 翌8日は、高所順応のため、ブライトホルン(4,164m)へ。8:00〜ゴンドラで、クライネ・マッターホルンまで上がります。

 

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 シュバルツゼーで、マッターホルンが綺麗に見えました。

 

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9:30 雪原をのんびりスタート、4,000mの高所に慣らしていきます。

 

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 クレバスを避けて、右側から回り込んで登っていきます。

 

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 稜線に出ると、ペンニネ・アルプスの山々が見えてきます。双耳峰がモンテ・ローザです。

 

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 11:00 ブライトホルン登頂。

 

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 ブライトホルンから望むマッターホルン。1時間ほどのんびりしてから、下山しました。

 

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帰り道、シュバルツゼーでゴンドラを一旦下車し、ヘルンリ小屋への道順を確認。明日からのアプローチに備えます。

 

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 ツェルマットの街にもどって、一旦宿へ。明日からの晴天を祈ってましたが、翌9日は雨天に。

 

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 9日 洗濯をして1日停滞です。

 

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 10日11:30 いよいよヘルンリ小屋へのアプローチ。カナダ人の女性と一緒になり、明日8/11は「山の日」で日本では祝日だと教えたら、とても感心していました。しかし、マッターホルンはずっと雲がたなびいていました。

 

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 なんか雪も多そうでしたね。

 

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 13:15 ヘルンリ小屋に到着。

 

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マッターホルン東壁は、かなり雲に包まれていました。

 

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 とりあえず、中に入ってジェノベーゼのパスタ、チーズをかけて。美味しかったです。

 

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チェックインして、ベッドを確保。清潔な寝具でした。ベッドの隣は空きでしたので、ゆったり寝れました。

 

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20:30 翌日11日の晴天を祈って就寝。


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11日早朝 アタックしましたが、降雪と凍氷でコンディションが悪く、残念ながら一旦撤退しました。さっさと、ツェルマットまで下山。

 

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下山後、残念会をやってもらいました。翌12日〜13日の天候次第で、再アタックを決意。

 

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12日 天候が好転し、ふたたびヘルンリ小屋へ。ガイドも前回と同じ方で。ヘルンリは、すっかり通い慣れました。

 

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12日 14:00 どんどん氷雪が溶けて、ショルダーより下がドライコンディションに。

 

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13日 4:20 サミッター達は、レディー・ゴーです。(4:20以前の出発は禁止されています。)

 

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 7:00 アルプスに暖かい日の出、ほぼ無風。ソルベイ避難小屋に到着。順調なペース。

 

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8:00 ソルベイから、少し登ったところでアイゼン装着。

 

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ここからは、アイゼン&ピッケルを効かせて、ショルダーへの斜面を登って行きます。

 

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WOW!! 頂上稜線に出ました。

 

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9:15 マッターホルン(4,478m)登頂成功。

 

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13:20 ヘルンリ小屋に無事下山。ガイドのピーターから登頂証明書をもらいました。写真がないのですが、会長ほか皆さんに、ヘルンリ小屋で出迎えてもらいました(感激!)。

 

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ツェルマットまで下山し、祝勝会をやってもらいました。マッターホルンが描かれたワインで。
マッターホルン・ヘルンリ稜は、コンディションが良ければ、クライミングやアルパインをそれなりにやっている人なら登れます。しかし、滞在期間の天候(氷雪、強風、気温)次第で難易度が大きく変わります。私のトライした期間、救助ヘリの出動も多く、アタックのタイミングを選ぶ判断力が重要です。

以上。

 

 

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北鎌尾根(水俣経由)(2016年08月13日~15日)

メンバー NR、TD計2名

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夏合宿会長たちはマッターホルンに海外遠征中、居残り組で2泊3日前日入りの、

北鎌尾根(水俣経由)へプチ合宿行ってまいりました。

天気予報は、8/13日~14日までは晴れ15日に曇り予報。

最終日の槍ヶ岳西稜は、天気と体力次第で、ということで出発しました。

6;00朝一運良く乗合のジャンボタクシーに乗れて予定より早く上高地について準備。

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徳澤園もテントいっぱいでした。

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槍澤ロッヂより槍ヶ岳も見えます。

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晴天の馬場平

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11;30大曲で、水俣側に入っていきます。

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水俣乗越までぐんぐん登って行きます。ピーカンで少々バテ気味。

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13;30水俣乗越に到着、大休止をいれる。

北鎌沢方面を見る、奥に見える尾根の裏あたりが本日のビバーク地。

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ひたすらザレた沢を下ってゆきます。

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15;50本日のビバーク地に到着、別パーティもちらほら。

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テントを張り、まったりタイム。

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おつまみなどつまみながら、、、。20;00には就寝してたかな?

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6;00北鎌沢出会い、朝が少々遅っかたか?自分たちが最終パーティに。

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北鎌沢出だし。

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右股左俣分岐、ビバーク分の水を補充。

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沢詰めていきます。(文富ケルン見つけられず)

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8;30北鎌のコルに到着。朝からピーカンで体力の消耗が激しい。

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小休止を入れて、独標に向けて出発。

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後を振り返るP2~P5?

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左から水晶、真砂岳、野口五郎岳?

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10;00天狗の腰掛けで独標を見る

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11;30前パーティの最後尾が登り始めたので、取り付きに向かう。

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1ピッチ目チムニーを登り終了点にて。後のコルに水晶小屋?

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ナイフリッジ手前1ピッチ目終了点。

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ナイフリッジ。

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NRさん2ピッチ目。気分上々。

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3ピッチ登りロープをしまい、靴を履き替え頂上目指します。独標の門。

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13;30独標頂上より槍ヶ岳。まだまだです。

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大砲岩。

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P13をまき、白ザレ峰を登ったのち時間も押し気味なので巻道で北鎌平を目指す。

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北鎌平手前、もうひと踏ん張り。

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17;00結局北鎌平でのビバークをパスして殺生ヒュッテを目指すことにします。

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有名な道標。

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チムニー。結局チムニー登らず、右ルートから登頂しました。

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北鎌尾根を振り返る。北鎌平にテント2張見えます。

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18;40無事祠につきました。

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19;00槍ヶ岳山荘着。炭酸飲料で取り敢えず渇きを潤し、殺生ヒュッテまで頑張ります。

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19;50なんとか殺生ヒュッテに到着。ギリギリ着の人用のテン場で、軽く酒盛り&晩ご飯、周りにテントもなく快適でした。殺生ヒュッテさんありがとうございました。

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7;00起床、槍ヶ岳西稜は天候と体力切れで諦めて、2度寝してこの時間。

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12;30雨の中下って下って徳澤園。カレーで昼食。

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白骨温泉に浸かって帰路につきました。

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北鎌尾根のみになりましたが充実した山行となりました。

ちょっと天気が良すぎたかも?でした。

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水根沢( 2016年06月18日 ~ 19日 )

毎年恒例(になりつつある)を頂き沢登りをする会です。

メンバー:会長、事務局長、リーダーEDさん、MNさん、NMさん、KIさん、NRくん、TR 計 8 名

ご協力:SFさん

【 06 月 18 日(土) 】

江戸の台所で働く会員 SF さんからの差し入れを頂き、水根沢キャンプ場に向かいます。

天気もよく、どこのキャンプ場も一杯かと思いきや、穴場の奥多摩水根沢キャンプ場は4張り程度。

ゴンドラで荷物を降ろしてくれるので、とっても楽ちん。

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テントとタープを張ったら早速乾杯。ビールが美味しすぎる!

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静かで空いていて、電波も入らないので、しばし日常を忘れる。ビールが足りない!

日が暮れかけたころに、

の登場です。

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なんと、頭と骨付き。これだけで、極上の出汁が取れました。

 

水菜と玉ねぎ。ぐつぐつ湯だったお湯に鱧を投入。
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ふんわりと花開く鱧の花。関東の猟師町生まれの私には縁のなかった

風流なお魚料理。

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とにかく良い匂い。

「はもの骨切り 手並みのほどを見届けん」という言葉があるそうですが、

骨もきれいにとっていただいているので、実を崩さないように切るだけ。

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とにかく鱧を食べました。

〆の鱧うどんを頂いて次の日登攀組は就寝。

ベースキャンプ組の長老達、、、登攀組より大分遅く就寝したのに、

丑三つ時に目覚めて 2次会を開始(したらしい)。

 

【 06 月 19 日(日) 】

5時に起床し登攀準備。新人2名ははじめての沢。あれやこれや質問しながら準備。

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そして、会長達に見送られ元気に出発!仲良しになった周りのテントのちびっ子達も可愛く見送ってくれました。

いざ、入渓。

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確かに水は冷たいけれど、沢シューズやスパッツがあるだけで、大分快適。

お日様が出ていたらものすごく気持ちよさそう!

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入門ルートと聞いていましたが、最初からなかなかの難関。

どうにかよじ登る。

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途中、何でもこなす新人NRくん、水が苦手であることが発覚。がんばれ。

写真にはないですが、難関な滝を幾つか超えて、どんどん進んでいくうちにお日様も出てきました。

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体も温まり、ガッツリ水に飛び込みたいぞ!という気分になったところで、終了点。

もの足りない気分半分、ほっとした気分半分で無事に終了。凍えつつの記念撮影。

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次回は泊まりで、焚き火を炊いて沢登りを堪能したい!

 

 

 

 

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谷川岳一ノ倉沢南稜( 2016年06月04日 ~ 05日 )

メンバー 会長、事務局長、EDTKKGTRNRTD8名

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毎年恒例の谷川岳での慰霊祭、翌日一ノ倉沢南稜登攀予定で向かいました。

 

【 06 月 04 日(土) 】

前日の天気予報では、土、日共に曇り時々雨となかなか優れない天気。

雨が降ったら即撤退のつもりで、いざ出発。

土曜日午前9時に上里SAで集合しその足でスーパー買い出し。

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背負子登場。

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上に上がるとちょうどバスの時刻で、ありがたく利用させていただきました。

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20分後、一の倉沢出会いに到着。

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早速テントを張って、雪渓とアプローチの確認に行きます。

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今年の雪渓は、少ない。

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おっとっと。

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一ノ倉沢出会いに戻り慰霊祭。

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山で先だった仲間を弔い、今年一年の無事を願います。

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幕営地に戻り、気持ちもいいので外で宴会。

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鍋など。

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場所をテント内に変え2次会。

山での話はつきませんが、翌日に控えて8時に切り上げて就寝。

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【 06 月 05 日(日) 】

330起床、朝ごはんを済ませ、駐車場で準備し430出発、

天気もなんだか優れない様子。別パーティもちらほら。

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会長も準備万端。工事現場のおじさんみたいという声も?

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記念撮影もそこそこに。

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テールリッジ取り付きを目指します。

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ヒョングリ滝高巻きしてからの懸垂地点。ダブルでちょうど良い感じでした。

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会長の懸垂。

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続いて事務局長の懸垂。

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小休止を入れて550にテールリッジに取り付きます。

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取り付きから少し上がったところ TKさん。

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テールリッジをどんどん登って行きます。

要所FIXロープが張ってありありがたく使わせてもらいます。

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衝立岩中央稜取り付き手前、登攀リーダーEDさん。

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トラバース部分。

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下を見る、天気も回復してきて気温も上がり始める。

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振り返るアプローチ。

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715分南陵テラスに到着。

小休止を入れながら身支度整えて3名、2名の2パーティに分かれて登攀開始。

750 1P(Ⅳ)気持ちよく登っていく。チムニーの手前で切る。

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新人TR

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1P目終了点で。

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体も温まったところで、

2P(Ⅳ)チムニーを登ります。

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2P目終了点。

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チムニーを上から見る。

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新人TR いきなり華麗なムーブを披露か!?

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リーダーきまっています。

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いつも頼りになるKGさん。

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2P目終了点にて。

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3P(Ⅳ)快適なフェイス。

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3P目終了点。

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ビューポイント、高度感も出てきます。

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4P目草付き経て、

5P(Ⅲ)ハングを避けて軽快に登って行きます。

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5P目終了点間違えて手前で切ってしまう。(もう少し上に終了点有り)

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全身で登ります。

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6P(Ⅳ)馬の背 左から馬の背に上がる。

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6P目終了点狭いので2人でいっぱいでした。

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終了点から馬の背を見る。

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高度感が有り、軽快に登って行きます。

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7P目(Ⅴ)垂壁 直上します。

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7P目終了点

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7P目終了点より下を見る

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気温もちょうど良く

最終ピッチを噛み締めながら登ります。。

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リーダーもこの表情。

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一旦お疲れ様でした、しばし休憩入れて

下降に備えます。

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烏帽子岩?バックで少し切れていますが。

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7P目終了点から上に回り込んですぐの懸垂点

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1230 下降開始 

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下から撮る

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ラッークの声で落ちてきた手乗りもぐらちゃん。

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懸垂4P

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1520 懸垂5P目南陵テラス着。

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南陵テラスで小休止入れてもう1P伸ばしてトラバース部分まで降りる。

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要所クライムダウンで、テールリッジを下降していきます。

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ヒョングリ滝高巻き地点は登り返します。

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1740 一ノ倉沢出会いに帰ってくるとTKさんがお出迎え?

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テン場に戻ってノンアルコールで乾杯。

 

テントをかたして谷川岳登山指導センターで下山届を出して、無事帰路につきました。

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結果天候にも恵まれ快適な一ノ倉沢南稜でございました。

 

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越沢バットレス(2016年05月29日)

メンバー:KGさん、TDさん、TRさん、新人NR 計4名

 翌週に予定されている一ノ倉沢南稜の練習にと、奥多摩の越沢バットレスへ。

外岩経験ほぼ0の新人Nにとっては人生初のマルチピッチ体験となりました。

 

アプローチは鳩ノ巣駅から林道歩き。

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約40分でゲレンデ手前の展望台へ到着。すでに何パーティか登っているのを確認。まさしく壁です。

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そこから約10分下ると東屋に到着です。ギア類を準備して取りつきへ、まずは定番かつ入門ルートの「右ルート(3ピッチ・IV+)から登ります。

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1ピッチ目は天狗の肩まで。ホールドが豊富で全員難なくクリアです。左側の鋸ルートを登るパーティを待つため終了点でしばし休憩。

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2ピッチ目は高度感のあるテラスまで直登する感じです。登ってみると、持ちやすいホールドが少なく、緊張のクライミングとなりました。支点はカムと残置ハーケン、中には6mmのスリングがぎりぎり通るくらいで腐りかけものもありました。

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 2ピッチ目終了点にて。

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3ピッチ目は左上に回り込んでからこのルート核心である右の滑り台を登るルートです。

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名前のとおりツルッツルの滑り台でしたが、なんとかホールドを探し出して登ります。

終了点から少し上に懸垂点があります。絶望的な光景に怯える新人N。

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予定よりも時間がかかってしまったため、予定していた第2スラブはあきらめ、懸垂で降りてきたところの左側にあったルート(おそらくV-)で練習することに。下から見ると若干かぶっているような気が、、、。

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難なく登るKGさん。流石です。オーバーハングは右から登る。

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核心のオーバーハングに手こずるTRさん。

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登ってみるとやはり核心のオーバーハングを越えが難しい、力不足を痛感しました。

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1ピッチで終了とし、懸垂したのち東屋まで移動。今日はここまで、天気も良く、怪我もなく快適で素晴らしい練習となりました。

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下山後の反省会は鳩ノ巣駅前のお店で。肉じゃがが美味でした。

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太刀岡山左岩稜 (5月8日)

GW最終日はマルチを登りに太刀岡山へ。ピッチ数多い、ロケーション最高、都心から近いとお勧めです。…稜線に出る4P目からは灼熱の暑さでしたが。
# 備忘録的に必要な装備を。カム2セット(キャメロット 0,3~3。特に2、3は2セット必須。)、マイクロカムもあるといいかも。
# メンバー2人

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駐車場から上流に歩くと、ガードレールの橋が。ここで渡渉。

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踏み跡をたどり下部岩壁メインエリアへ。メインエリアの左端に1P目取付きがあります。ジャミングが気持よく決まる、綺麗なクラックです。ここが核心らしい。

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2P目もクラック。正面左にワイド気味のクラックがあり、そちらも使って登ります。

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3P目はチムニーらしいが、狭すぎるので奥に通り抜けてクラックを登攀。

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4P目は岩稜歩き。ここで4P目と5P目をつなげました。

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5P目の終了点はカムで作る。

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擬態です。

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6P目あたりから極端にピンがなくなります。念のためとれるなら、カムで支点を作るといいかと。

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7P目。ここがお約束の写真が撮れるナイフリッジです。

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お約束の写真です(笑)

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8P目終了点は鋏岩の間。

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最後はスラブ?って感じのところを登ります。

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ロケーション最高!

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9P目終了点。気持ちいい!
※ここから懸垂しません。

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懸垂は9P目終了点から奥に3mほど先の側面からやります。終了点からは死角になってます。

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太刀岡山左岩稜全景。

GWを気持ちのいい登攀で締めくくれました!
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小川山 (4月29日~5月1日)

GWに小川山。初日は寒さでなにもできず。2日目、3日目も天気はいいけど、気温が低い&強風でさらっと登っておしまい。
メンバー3人

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スラブ状岩壁の左岩壁。ダウン必須でした。

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「高い窓」と「オーウェンのために祈りを」の間に新しい?ルートが。

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会長達の思い出の水晶スラブ。

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五竜岳G2中央稜(2016年03月19日〜21日)

3月に「ヴァーティカルなやぶ」の存在があるのかを確認する為に五竜G2ルートへ

メンバー:4人(登攀2人)

今年は暖かいので雪がなくなる前に冬山へということで3連休を利用し五竜へ行ってきました。

 【 3月19日(土) 】

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白馬五竜スキー場のテレキャビン&リフト1本でスキー場最上部へ高速移動

 

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ここから歩き始めます

天気が良く気温も高いので暑いです

 

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まずは小遠見を目指して登ります

しつこいようですがとても暑いです

 

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小遠見を過ぎると気持ちの良い尾根を歩きます

 

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途中で雨が降り出したと思ったら綺麗な虹を発見

西遠見手前で幕営

 

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夕食の寄せ鍋をつまみながら日本酒で乾杯!

就寝後、風が強く顔に霜が降りかかり度々起こされてしまう・・・

 

【 3月20日(日) 】

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ちょっと寝坊しましたが会長・事務局長にお留守番をお願いして6時過ぎに2名でG2登攀へ

今日は快晴で気持ちがいい!

 

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G2ルート

ルートの全容

G2アプローチ

雪崩を警戒し極力沢のトラバースを避けるため、西遠見手前の尾根から白岳沢へ下降し末端付近からアプローチ

 

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白岳沢には雪崩の跡があるものの雪は安定していたので急いで横断

 

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トレースが無いうえに登るにつれ日に当たった雪が腐っていてペースが上がりません

 

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テントを出発して3時間ほどで取り付きに到着

取り付きに着いたときには2パーティーが先行していたので少し待つことに

通常はルンゼ入口からスタートするが我々は雪が安定していたのでルンゼを少し登ったところから1ピッチ目としスタートした。

 

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スタート地点での新人T

緊張してますか?

 

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1ピッチ目終了点から

 

2ピッチ目は先行パーティーに断り同時登攀させて頂きました

このピッチが核心で、日の当たった腐った雪でバイルもアイゼンもまったく利きません

 

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しかも、先行パーティーのロープが交錯しない様にルートを少し外して登った為に結構ビミョーな登攀となり最も頼りになるのは這松のみ

 

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2ピッチ目終了点

 

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こんな感じで掴んで登ります

 

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3ピッチ目で中央稜に出ました

立ち木は他のパーティーが使っていたのでスタンディングアックスで確保

ここまでの登攀は2時間ほど

ロープを仕舞い小休止

 

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ここから先は我々が先行となり腐った雪で苦労しながらひたすら登る

 

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こんな感じのところ

 

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チョッとしたスノーリッジ

 

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この上が登山道

 

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中央稜を登ること約3時間で登山道へ合流

途中ホワイトアウト&トレースが無い状態があったが無事テントへ

 

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途中で雪だるまの親子を発見!

 

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今日の夕食はキムチ鍋

そして日本酒を飲んで就寝

 

【 3月21日(月) 】  

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朝焼けが綺麗

 

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5:30に起床し7:30に下山開始

 

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会長と事務局長

 

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鹿島槍

 

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下山後、十郎の湯で温泉&打ち上げ

 

この三連休はとても充実した山行となりました。

3月でこんなに雪が少なく暖かい状態だったら今後のGWはどうなることやら・・・

何はともあれお疲れ様でした。

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ベースキャンプ(2016年03月12日)

 

お天気やらなにやらの都合で、谷川雪洞合宿、赤岳主稜が中止となった為、

ベースキャンプで練習になりました。

2016年03月12日(土曜):晴れ時々曇り

メンバー:会長、事務局長、Mさん、新人N君

リードを何本かやってからボルダのスラブ壁で立ち込みの練習、再びリードに戻って、最後はボルダリングで〆です。

 

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釜ノ沢東俣乙女の沢アイスクライミング(16年02月06日~16年02月07日)

 

「しっかり準備して良い結果が出せるよう次に臨みたい」

 スポーツ選手が試合後のインタビューでよく口にする言葉ですが、2月6・7日に1泊2日で西沢渓谷釜ノ沢東俣の冬季遡行に出かけたK&Tにとっても、この言葉がふさわしい山行になりました(ホンマか)。

○2月7日(土) 晴れ

 東京を6時30分出発予定で集合したものの、Kの忘れ物を取りに戻ったので西沢渓谷駐車場に到着したのは9時20分頃。身支度を整えて歩き始めると、今度はTが忘れ物に思い出して再び車で買い物へ。結局、駐車場から歩き出したのは10時過ぎだった。西沢山荘、西沢渓谷遊歩道と通過し、二俣吊り橋(ステンレス製で滑りやすい)を渡ると「西沢渓谷の看板」とベンチが2つある東沢分岐に着く。ここで遊歩道を離れて東沢の河原に向かう(ここまで30分ほど)

4東沢へ

 

 河原を進むと最初の渡渉ポイントが現れ、渡渉後は左岸沿いを遡上する。赤布に加え、トレースがしっかりあるので迷うことはない。途中から高巻く道を進むが、これがシンドイ。足場が細く悪いだけなら、さほど難渋しないが、グダグダの道を登ったり下ったりしながら−−−−−倒木をくぐったり

7倒木潜る

攀じ登ったり 

8よじ登る

出っ張った岩肌に注意して中腰で通過したり、擦り切れそうなトラロープのぶら下がった所をクライムダウンしたり……。これを何度も繰り返すので息はあがり気味。

 

 そんな道程を進んで「ホラノ貝ゴルジュ」を過ぎ、しばらくすると「山の神」に到着(東俣入口から1時間ほど)。

9山ノ神

 

 山の神から少し行くと再び川沿いの遡行に戻る。渡渉を何度かしながら1時間ほど歩くと右岸に「乙女の滝」が現れる。この日は別パーティーが1組。暖冬の影響が懸念されたが、滝はがっちり凍っている。ただ、今回の目的は東俣遡行。翌日に甲武信ヶ岳まで行くことを考えると、なるべく進んでおきたい。この時点で13時。遊びたい気持ちを抑えて横目に見ながら先を急いだ。

10乙女の滝

 

 1日目は、釜ノ沢に入って「魚留の滝」か「両門ノ滝」の先まで進んでテン泊(あわよくばヤゲン滝・大滝を超えた広河原)を考えていた。けれど、その目論見は乙女の滝を後にしてすぐ不安におおわれる。乙女の滝から先はトレースがないのだ。雪が積もったゴーロを動物の足跡を参考にルートファインディングして進み、渡渉ポイントを探しては戻る。薄かったり、滑りやすかったりする氷に静荷重で慎重に乗り込み、重心が移動した瞬間に対岸へ素早く逆足を出す。アイゼンを着けていれば安心感は少し違ったのかもしれない。なにはともあれ、改めてトレースのありがたさを実感した。

11大また開き

 

 渡渉を何度か繰り返しながら「東のナメ沢」、「西のナメ沢」を過ぎ、釜ノ沢手前(写真)に着く。時計を見ると14時50分。沢登りなら1時間強の行程に、2倍の時間を要していた。陽は長くなっているとはいえ、この先もトレースがない行程が続き、ペースアップは見込めな。時間切れと判断して計画を乙女の沢でのアイスクライミングに変更。東のナメ沢付近でのテン泊を決めて来た道を戻った。

12釜ノ沢出会い手前

 

 目的地に到着し、テントを張り、水を汲み、枯れ木を拾い、17時頃に焚き火スタート。風はなく、雪山で焚き火だなんて……悪天候だった同日程の谷川岳チームには申し訳ないほど快適すぎた(笑)。枝に刺して焼いたウインナーと笹かま(表面はパリパリ、中はジューシー)をつまみに酒を飲み、計画の甘さも反省。次回は前夜発にし、駐車場を3、4時間早めに出ようと決めた。炎を眺めながら食べた夕飯のキムチ鍋で体はさらに温まり、焚き火が燃え尽きたところで宴会はお開き。

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17笹かま

15暖をとる

 

○2月8日(日) 晴れ

 翌日は強い風の音で目覚めたが、太陽が昇ると風はやみ、雲ひとつない空が広がっていた。朝飯を済ませ、テントをたたんで、乙女の沢に向けて8時前に出発。

19朝日

 

 左岸の樹林帯で準備を整えて、荷物をデポし、50mの乙女の滝に取り付く。下部も雪に埋まっていない面をKのリードで登攀開始。2/3を過ぎたあたりで「ふくらはぎが痛い!」の声が響く。垂直の氷壁なら段差などで、ふくらはぎを休ませたりできるが、乙女の沢は緩い傾斜があるために常に爪先立ちの状態が続く。登り切るまでフル稼働だ。50mロープいっぱいを使って右岸の立木で支点を作る。フォローのTも瞬く間にふくらはぎが痛みだしてペースは上がらない。どうにか登り切ると、しばらく苦痛に顔を歪めていた。

26登攀中

 

 続く3mほどの小滝はロープを出さずにサクッと登り、次に控える4段60mは中間点でビレー。この日は対岸の日当たりが、恨めしく見えないほど暖かい。

29中間ビレー点60m

30対岸

 

本日のメインディッシュは80mの大滝。ふくらはぎはパンパンなのでやめてもよかったが、“もったいないオバケ”が出そうなので完食することに。見上げると傾斜はゆるいが、登り始めると感じられなくなる。ふくらはぎの痛みで休みを挟むよりも、我慢しながらさっさと登った方が結果的に楽なので、休まずにひたすらアックスを振り、アイゼンを蹴りこむ。右壁より40m付近でピッチを切った。

31大滝80m

32中間ビレー点から

 

 大滝を登り切って30分ほど休憩を取り、13時30分に懸垂下降を開始。大滝は左岸の立木を使った。今回、50mロープ1本しかないのでの最大25mの懸垂を繰り返さなければならず適当な懸垂点を探しながらで時間が掛かる。2ピッチ目の懸垂点(写真)は、抜けないことを確認したとはいえ、幹が細いので慎重に降りる。乙女の滝は右岸の立木に残置スリングとカラビナの支点がある。懸垂下降を終えて、登攀装備とアイゼンを外して下山開始。日が沈む前に最後の渡渉ができるようにグダグダの高巻き道を歩く。まだ明るい17時過ぎに最後の渡渉を終え、18時に駐車場に戻り、帰京の途に。

 当初の「全装で甲武信ヶ岳まで」はならなかったものの、途中でピッチを切るような長い滝でのアイスクライミングの機会は多くないので、存分に雪山を堪能できて結果オーライ。ただ、それはそれ。今回の山行が、いい準備をするために必要な情報と経験を得たと言えるよう次に生かしたい(タブンね)。

37懸垂二回目の懸垂点

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