阿弥陀南稜(3月29~30日)


毎年恒例の阿弥陀岳南稜に行ってきた。下山時以外は、青空or若干の曇り空&ほぼ無風という絶好のコンディション。雪質もそこそこ良く、過去の南稜と比べて容易であった。ルートは舟山十字路から旭小屋経由で登り始め、初日は青ナギ手前で幕営。翌日は、そこから阿弥陀山頂、御小屋尾根を通り、舟山十字路へ。しかし、帰りは御小屋山を過ぎてから迷い、諏訪神社奥社の方へ行ってしまう。そのため、強引にそこから舟山十字路方面へトラバース。途中、別荘地帯を抜けて、15時15分になんとか舟山十字路到着。御小屋尾根の下部は分かりにくいが、行者小屋経由で帰るよりはよさそう。帰りは、双葉SAで夕食を取り、21時過ぎに帰京。

メンバー:7人
#舟山十字路

金曜夜に東京を発ち、舟山十字路近くの駐車場にテントを張らしてもらって仮眠を取る。翌朝、舟山十字路に移動し、準備開始。

準備を整えて、8時20分出発。青空も見えていて天気は良さそうだ。この通り、駐車場周辺には全く雪がない。

少し歩いたところから、雪が出てきた。

旭小屋前まで歩き、そこでしばしの休憩。

#立場山までの尾根登り

長くて単調な尾根をひたすら登る。林の影を歩くことになるが、木々の間から見える隙間から、空が良く晴れていることが分かる。1時間ほど登ったところから、アイゼンを付ける。

ほぼ12時に立場山山頂に到着。旭小屋から3時間半ほど。ここからは平坦な尾根を辿り、いつものテント場まで向かう。長い登りではあったが、風が全く無かったので、寒さに凍えることはなかった。

#テント場到着

青ナギ手前のテント場。地面はほぼ平坦だったので、それほど均す必要もなく、整地作業はほどほど。今回は人数が7名と多かったので、6人用テントと2~3人用テントを持ってきた。ここまで着てしまえば、あとは宴会だけ。午後2時くらい就寝時間まで、酒を飲みつつ、暖かいテントの中で過ごす。夕食は岳樺特製雑煮。

#阿弥陀岳に向けて出発

テントを畳んで7時にテント場を出発。朝日のあたる青ナギは開放感があって、いつも気持ちがいい。既に南稜から阿弥陀岳に登頂しているパーティーがここから見えた。

無名峰を越え、尾根伝いに歩く。風がないので、ここの開けた尾根を歩くのも楽しい。天気が良ければ、ここから富士山も見えるけれど、今回は霞がかかって見えず。残念。

無名峰方面を振り返る。

P3ルンゼ手前のトラバース。以前来たときは、こんな道付いていなかったのに、今回はしっかりとした道があり、難なく通過。雪の少なさが分かる。

P3核心部。雪の状態が良く、そのまま登る。階段状になっていて登りやすかった。

一列縦隊でP3核心部突破。

核心部を越えたところの尾根上で一休み。ここからも眺めが良く気持ちよく休憩できた。

P4の岩のバンドも雪が少ないせいか、難なくクリア。ここも以前と全然違う。

あとは、雪の斜面を登り、阿弥陀岳山頂へ。

10時15分、阿弥陀岳登頂。山頂でカンパーイ!

#御小屋尾根を下りる

阿弥陀岳からナイフリッジの尾根を辿り、隣の摩利支天まで行き、ここから御小屋尾根を下りる。ガイドブックなどには急な雪壁と書いてあったけれど、そんなこともなく、普通の一般道のような下り坂。あとはひたすら緩やかで長い尾根を歩く。天気が傾いてきて、雪が時々ぱらつく。

御小屋山に向けて、少し登り返すところもあったが、ここの登りは大したことなかった。ただ、この山を過ぎてからの下り坂には、赤布があちこちについていて間違いやすい。踏み跡を見る限り、間違えずに、舟山十字路に戻れたパーティーはなかったのではないだろうか。私たちも虎尾神社の方に行かずに、諏訪神社の方に間違って入ってしまった。諏訪神社を過ぎたところで、地図を見てみると、明らかに進んでいる方向が間違っていることが分かり、別荘が立ち並ぶ尾根を越え、舟山十字路に向かうことに。

余計な体力を使いつつも、15時15分到着。雪の中、着替えて東京に戻る。途中、双葉SAで夕食を取って、21時過ぎには帰京。

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